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四国村 4

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昔からの日本の住まいは暗い室内が特徴です。
ひさしが長く、その上に縁を設けて、
夏の高い太陽は日差しを遮り、冬の低い太陽の日差しを取り入れます。
私も自邸はひさしの長い家に住んでいます。
いつかは建て替えるだろう自邸もひさしを長くしたいと思っています。
現在の流行のシンプルモダンの流れで、
現在はひさしの無いすっきりとした箱のような外観が多くなってきました。
そのスッキリした外観は潔い心地よさでスタイリッシュです。
しかし、私の自邸はひさしの長い現在の民家にしたいな。
予算があれば屋根や外壁を緑化したり、雨水や井水を利用したり(現在は水道と井水併用)、
石、土、木、竹、紙などを利用したいな。
少しでも環境の負荷の少ない暮らしをしていければと思っています。

3枚目の石垣は「猪垣(ししがき)」と呼ばれ、
徳島県美馬郡の山村にあったものを四国村に再現しています。
近所の小石を積んで垣にして、イノシシやシカなどが畑に侵入するの際に、
石垣の根元も掘ってある「陥穴(おとしあな)」で捕獲し、
生捕りした肉を「薬喰い(くすりぐい)」と言って食していたようです。

撮影 : OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mmF2.8-3.5
by kanekuro | 2005-06-19 08:00 | 有名建築