glaf blog

ファザード

b0056790_6505416.jpg



建物の正面をファザードと呼ばれますが、建物の造形で印象を表現することになります。



ピンホール・カメラで撮った写真です。
どのように出来上がってくるのか、プリントして仕上がりを待つ感覚は、
ちょっと恋愛感覚に似ています。
仕上がりが待ち遠しく、出来上がりを見て喜んだり、がっかりしたり。。
出来が良いときの心の動揺はデジタルには無い世界♪

写真はどこか現実をエフェクトしてしまいがちです。
ボォーっと集中していて見てても、一眼レフのピントの浅い写真みたいには現実は背景がボケて見えないし、
露出もカメラで撮ると白トビしたり黒ツブレしても、現実の目には平均して測光されバランスがとれています。
(眼って素晴らしい♪)
個人的にフイルムだと、
富士フイルムの緑、AGFAの赤、コニカミノルタの青、コダックの枯れた味わいが好きです。
それも現実とは違う色彩で表現されます。デジタルのレタッチみたいな感覚でしょうか。
また、カメラやレンズでも現実と違う世界を演出しているように思います。
私の勝手な印象では、
キャノンは鮮やかに、ニコンは忠実に、オリンパスやリコーは渋めに、ツァイスはクリアに感じます。
まったく私の独断の感覚ですが。。
さらにピンホール・カメラは予想を超えた楽しみで現実をレタッチしてくれます♪
やはり写真は現実を造りこんだ「創造」の世界なのでしょうか。。

唯一写真集を持っているのが蜷川実花の写真集です。
AGFAのウルトラを使った強烈な色彩が印象の写真家です。
鮮やかな造りこんだ世界は毒を感じるほど魅惑の色彩で、
彼女の赤・青・緑などの色彩感覚にホレボレします。
なかなか認められるまでに苦労をされたようですが、
自分のスタイルを貫き通すスタイリッシュさが好きです。
香川で現在彼女の写真展が開催していますので観にいこうと思っています。
[PR]
by kanekuro | 2007-06-19 07:17 | ファザード