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glaf blog

Contrex

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フランスの公式ミネラルウォーター「Contrex」を偶然見かけて2本買いました。
私のような地方の暮らしでは売っているのを見かけるのが珍しいです。
100以下のものは軟水、
100から300までだと中硬水、
そして300以上が硬水と分けられる中、
Contrexは1551と非常に硬いレベル!
カルシウムとマグネシウムが豊富に入っているということで、
噛むように飲むような水と言えます。

マクロレンズでF16まで絞ってアップでねらった写真が一枚目です。
このところある程度絞って、ボケが少ない写真をねらっていましたが、
絞りすぎたカリカリはイマイチで、質感が上手く表現される絞り値を探っていました。
最近の雑誌ではコスト削減とデジタル一眼レフの普及によって、
記事を書く人と写真を撮る人が同じことが多く、
プログラムオートや絞り優先の開放を使った一部にピントを合わせぼかした写真で、
料理やモノやお店が紹介されています。
それはそれで今風の雑誌かなとは思うのですが、
プロカメラマンの写真を見ていると、結構絞っていることに気がついたのです。
モノを的確に伝える絞りに、ほんのニュアンス程度のボケの美しさ!
ある程度絞るとシャッタースピードが遅くなるのでぶれやすく、
三脚を使ったり、しっかりカメラをホールドさせて、
上手く測光したシャッタースピードでないと絞る良さが出ません。
モノを撮影する写真の奥深さを感じています。
ある程度絞った写真を追求したら、開放のボケを活かした写真を研究しようと思っています。

Contrex_b0056790_9405718.jpg



ひんやりと冷えた水のイメージで光と影を使って撮影するのに、
バルコニーの目隠しに取り付けた縦のルーバーから漏れる光を使って撮影しました。
モノの撮影と、建築の撮影を兼ねたような写真を撮ってみたのでした。

撮影 : OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
by kanekuro | 2006-08-29 08:12 | デザイン